4/3 じゃがいもの植え付け


先日マルチを張った畝にじゃがいもを植えました。
ノーザンルビー、キタアカリ、インカのめざめの3種類です。
近所のホームセンターや種苗店はすべて種芋が売り切れていたので、ネットで購入しました。

「野菜だより」という雑誌の2018年1月号に載っていたマルチの超浅植え栽培法を試してみます。
保存性が良くて多収になるそうです。

20cm間隔の3列植えです。欲張ったので端のほうは畝ぎりぎりです。

4/6 カラスにやられた。

畑の見回りに来てみると、マルチの上に穴の開いた芋が転がっていました。嫌な予感。

マルチの上に足跡が…。

カラスにほじくられてしまったようです。

先日植えた種芋のほとんどを食べられてしまいました。

植え直し後、カラスよけにとりあえずネットを張りました。
成長してきたらなにか別の方法を防鳥方法を考えねば…。
3列あるため成長してきたらトンネルでは窮屈です。

そこで防鳥の方法についてネットで調べて見ました。

農研機構 動物行動管理グループの鳥害対策資料
テグスを用いた防鳥の研究結果が詳細に掲載されています。鳥は羽が傷つくことを非常に怖れる
安価で設置しやすいのでテグスが良さそうですね。

農業の天敵カラスから作物を守るために【後編】カラスに効く鳥害対策とは
カラスは頭がいいので、わざと畑に誘い込み、見えづらいテグスにぶつからせて、「この畑は危険だ」ということを学習させる。という方法もあるそうです。なるほど。

4/19 イノシシが侵入

植え直したじゃがいもの見に行くと、今度はマルチに穴がたくさん開いています。鹿の足跡かと思いましたが、形状からおそらくイノシシのようです。
また種芋を食べられたら堪りませんのでネット下部にも対策を施します。

ネットの下20cm位開いたままでしたので、そこから侵入したのでしょう。

ネットを地面まで下げ、上部は鹿が飛び越えられないような高さに紐を張ることにしました。

5/2 防鳥テグスでカラスの侵入を防ぐ


じゃがいもの芽がだいぶ成長してきたので、防虫ネットを外してテグスでカラスよけを作ります。
ネットを外しているときに気づいたのですが、ネットの上からくちばしで種芋を突いた痕がありました。

種芋は穴が空けられていて腐っていました。

カラス恐るべし。


畝の周りに2m間隔支柱を立て、側面は約20cm間隔、上面はX字になるようテグスを張りました。


これでカラスは大丈夫でしょう。

5/22 防鳥テグス、効果あり。

じゃがいもは順調に生育しています。カラスの被害もないようです。