2022年のスクナカボチャの記録はこちら↓

2021/4/26 定植

昨年お土産でいただいた「宿儺(すくな)かぼちゃ」という白く細長いかぼちゃが、甘くてとても美味しかったので、種どりしておいたものを栽培してみようと思います。
ただ宿儺かぼちゃは商標登録されていますので、できたかぼちゃは宿儺かぼちゃと名乗ることはできないそうです。

3月7日にポットに播種し暖かい室内で保管。順調に育ったので畑に定植しました。

ネギと一緒に植えると病気予防になるそうです。いわゆるコンパニオンプランツですね。

植え穴にネギの根を挿し、かぼちゃの根とくっつくように植えるといいそうです。

私は葉ネギと一緒に植えましたが、長ネギでもOKです。

2021/5/2 別の畑にもかぼちゃを定植

4月26日とは別の畑にもかぼちゃを定植しました。

“スクナカボチャ”を20本、ホクホク系の早生品種”栗みやこ”を3本、小さいスクナカボチャみたいな”南瓜ミニマロン“を10本です。
株間を80cm取り、1列に植えました。
生育初期だけウリハムシ避けに防虫ネットを張っておきます。

ネギと一緒に植えるのを忘れてしまいました。

2021/5/30 2本仕立てに

定植から約1ヶ経過経過しました。
最初に植えたスクナカボチャがだいぶ大きくなりました。

youtubeで見つけた「塚原農園」さんのかぼちゃ栽培を参考に2本仕立てにしてみたいと思います。
カボチャの育て方は最初が肝心・親ヅル摘芯と子づる2本仕立てのやり方


こんな感じに側枝が混み合ってきていますので、主枝を5節くらいで切り詰めて、元気な側枝を2本残します。
2本の側枝は同じ方向ではなく、別々の方向に伸びているものを選びます。
整枝したあとの写真がこちらです。

うどんこ病予防のため、根元の葉は隙かしておいたほうがいいそうです。

下は別のかぼちゃ整枝前。

整枝後

2021/8/20 収穫

整枝から3ヶ月ほど飛びましたが、収穫時期を迎えました。

2本仕立ての作業をしてからは、忙しくてほぼ放任していました。

一月くらい前から、熟してそうなものを収穫し始めて、今日は残りのかぼちゃを収穫します。

受粉作業をしなかったからか、多くても1株につき実が2つ程度でした。
(細長いのがスクナカボチャから種どりしたカボチャです。丸いのは別品種です。)

2021/8/28 残りも全て収穫

畑に残こしておいたかぼちゃも全て収穫し終わりました。
1つ1つネットに包んでおいたので動物の被害もなくきれいな完熟のかぼちゃが採れました。

かぼちゃをすべて取り終えた後、刈払い機で雑草を刈りました。

2021/11/28 採種

形が良くて肌艶の良い個体から採種しました。

約71グラム分採れました。200粒くらいです。

他のかぼちゃと混植したので、純粋な宿儺かぼちゃの種とは言えなくなってしまいましたので、このサイト名に因んで「しらず(知らず)かぼちゃ」とでも命名しておきます。

(はじめに説明しましたが、そもそもスクナカボチャは商標登録されているので種どりしたものから栽培してもスクナカボチャとは名乗れません。)