6/5 種まき

地元でブランド化された大粒で極晩生の大豆から採種した大豆です。種取り2年目の播種です。(このサイトの名前に因んで「知らず大豆」と命名)


全部で12x9列=108粒蒔きました。

6/17 発芽しました。


ほぼ全ての種から発芽したようです。

6/28 初生葉をカット



二本仕立てにするため、初生葉(双葉の次に出てきた葉)を切ります。(本葉も出てきてしまって徒長気味です。)
切ったところから2本脇芽が出て来ます。


双葉だけになると、ここからちゃんと育つのか、ちょっと不安になります。

更にこれの根を切り落として挿し芽にする方法もあるそうです。(軸切り挿し芽)
双葉から下が短くなりシッカリした苗ができるそうですが、今回はやりません。

切り離した初生葉から上を捨てるのはもったいないので、これを挿し芽にしてみます。

7/9 そろそろ定植

初生葉を切って双葉だけ残したほうです。成長にばらつきがありますが、そろそろ定植出来そうです。(下の写真)

初生葉を挿し芽したの方です。
ピンと立ってきたので根が出てきたようですね。

7/17 定植しました。

双葉の上でカットした苗です。↓
 
茎が2本出たもの、1本しか出なかったもの、2本出たが片方が小さいものなど様々ですが、8割近くは狙い通り茎が2本出てきています。
鹿にかじられてまだ蔓が伸びてこないサツマイモの苗間に植え付けました。

7/19 挿し芽の方も定植しました。

挿し芽した方も根がしっかりと生えて立派な苗になりました。

こちらは別の畑のサツマイモの苗間に定植しました。

8/6 またシカにやられてしまいました

シカにかじられてしまいました。(泣)

完璧にネットを張ったつもりでしたが、ネットの開始部分とポール際の僅かな隙間をこじ開けて入ったようです。

獣害防除に「完璧」はないですね…

生き残った数本は今年も昨年同様種取り用となりそうです。

あけぼの大豆ではないですが大粒の大豆の種を紹介します。

有機種子 固定種 大豆 枝豆 フクユタカ

暖地で栽培しやすく、甘みとコクがあります。大きな粒で倒れにくく多収な晩生の品種です。
6-7月に播種し、11-12月に収穫できます。枝豆は10月中に収穫できます。

発芽率は期限がありますが、冷蔵庫で保存すれば翌年以降も栽培可能です。
有機栽培用の固定種で、遺伝子組換えはされていません。