SAMYANG 12mm F2.0 NCS CSで撮影。 星空は追尾、地上部は固定撮影したものを合成。GIMPで色を補正。

来年地球に近づく「C/2023 A3紫金山 -アトラス彗星」に備えてAPS-CサイズのSony α6400で星空を広く撮れる広角レンズを探していました。
そんな中、中古市場でこのレンズが定価の半額程度で販売されているのを見つけ、迷わず購入しました。

中古で購入

「良品」として某中古カメラ店のネット通販で販売していたレンズです。19800円という安さに惹かれて即買いしました。

マニュアルレンズです

マニュアルフォーカスで、絞りもリングを回すマニュアル絞りです。
絞り値がEXIF情報に記録されないので注意です。

作例1:天の川と富士山

1段絞ってf2.8で撮影しました。

周辺に行くほど星が伸びています。
拡大してみます。

右端中央付近の星像(等倍)こんなに星像が伸びています。コマ収差とは違ってほぼ線になっています。

左端中央付近の星像(等倍) ほぼ点です。収差があまりないですね。ないのが逆に不思議です。

左端上部の星像(等倍)こちらもコマ収差とは形が違っています。

右端上部の星像(等倍)左端上部よりやや長いです。

これはいわゆる片ボケというやつでしょうか?
通常の撮影ならば問題ないレベルなのでしょうがハズレを引いてしまったようです。

中央部をトリミングして正方形フォーマット専用レンズとして使おうかな。

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