今日は入荷したヒノキ苗の仮植作業を行いました。
大量に入荷した苗はすぐには植え付けられないので、植え付けまでの間、一時的に山や畑に植えて枯れないように管理します。
今回の苗は長さ40cm位の中苗で、こも(むしろ)に200個づつ包まれて入荷しました。
こもを解くと根っこがむき出しになるので乾かないうちに仮植しなければいけません。
鍬で深さ10cm程度の溝を掘り、根が重ならないように一列に並べていきます。苗は倒れた状態で構いません。
そこへ溝を掘ったときに出た湿った土を被せていきます。根と根の隙間に十分土が入っておらず、隙間があると枯れてしまいますので、茎を揺らしながら隙間ができないよう土が入れます。
さらに根元にかぶせた土を踏み、根と土を密着させます。
最後に鍬で土を被せ平らに均します。
1列植え終わったら15cm程開けて次の列を植えていきます。密集して植えるのは乾燥を防ぐためです。
すべて植え終わったら四方をこもで覆い、風で飛ばないよう土をかぶせます。これも乾燥を防ぐためです。
今日は9000本ほど植えました。腰が痛いです。