先日、Dr. Meter(ドクターメーター)ブランドのデジタル木材水分計を購入しました。

これは、薪の水分量を測定するためのデジタル水分計です。

購入したのは2本のピンを挿すタイプの計器で、MD-812 LCDと呼ばれるモデルです。

Dr. meter MD-812 LCD

Amazonでは同型の2品タイプがあります。

 

より高精度の4本ピンタイプの計器も出たようです。

デジタル木材水分計 4ピンタイプ キャリングケース付き LST-MD814

測定範囲は5%から40%で、精度は1%です。データホールド機能や低電力インジケータなどの便利な機能も備えています。この水分計は、薪や家具製作などの木材の乾燥状態を確認するのに役立ちます。

Amazonでデジタル木材水分計を検索すると多種多様な計測機が出てきます。

水分計の使い方。

この水分計の使い方は、本体から出ている2本の針を薪に刺し込むだけ。

先日もらったばかりの新しい赤松の枝では37%の水分量でした。

理想的な薪の水分量は15-20%程度だと言われています。
薪の表面は乾いているので、正確な水分量測るには薪を割って内部の水分量を測ってみないと分かりません。

薪の表面は乾燥しているので、正確な水分量を測るには薪を割って内部の水分もチェックする必要があります。2週間前に伐採され玉切りされた杉の薪で試したところ、表面の水分量は21%でしたが、

1箇所だけでなく、数カ所で数値を確かめる

割って内部を計測すると

ここは28%

高いところでは37%。

計る場所によって数値がだいぶ変わってきますので、数カ所で測って見ることをおすすめします。

下の2枚は同じ赤松ですが測る場所によってこれだけ差があります。

ヒノキも計測


計測する箇所によって水分量に大きな開きが出る例です。

特にヒノキの場合、皮の下は水分を多く含んでいることがわかります。

正確な水分量を知るには、薪を割って、内部の複数箇所を計測する必要がありますね。