今年は暖冬で、時々霜が降りる日がありますが、暖かい日が続いています。そんな中、タマネギ農家の知人からタマネギ苗をもらいました。しかし、苗は小さく、大きい苗で15cmくらい。小さいものだと7cm程度です。

植え付け時期も通常より2ヶ月近く遅いため、育つかどうか心配ですが穴開きマルチに植え付けてみました。

今年は暖冬なので、まだ大丈夫かな?と期待してはいますが、やはり不安は残ります。そこで、タマネギの植え付けが大幅に遅くなってしまったときの対処法を調べてみました。

植え付け方法

遅れを取り戻すためには、土壌を改良して、有機物を豊富に含む通気性と排水性が高い土を作り上げ、マルチングを施し地面の温度を高めつつ、適度な湿度を維持することが重要です。

  • マルチと不織布を活用する。
  • 苗の周りに堆肥や腐葉土を施すと、根の発育を促し、寒さへの耐性を高めてくれる。
  • 小さくてもしっかりと根が張れれば生き残る可能性はある。
  • 苗を保存しておいて、2月に植える。

管理

  • 霜対策も重要。霜が連日続いたら、足で株元を踏みつけて固定してやります。
  • 不織布で覆ってやれば、乾燥した北風と霜からタマネギを守ることができる。
追肥

タマネギは、肥料をたくさん必要とする作物です。そのため、植え付け後、2週間~3週間後に追肥を施します。追肥は、化成肥料と有機肥料を混ぜたものを与えるといい。

水やり

タマネギは、乾燥に弱い作物です。そのため、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。また、冬の間は、霜が降りないように、マルチングをして土を乾燥から守ることも大切。

植え付け時期が遅れた場合、タマネギの玉の大きさは小さくなる可能性が高いです。しかし、追肥と水やりをしっかり行うことで、少しでも大きな玉を収穫することができる。

私の対策

私の畑は、標高750mの寒冷地ですので、マルチに植えたあと、苗の周りに堆肥を施し、不織布をかけました。また、追肥は、植え付け後、2週間~3週間後に1回、その後は1ヶ月に1回程度行ってみようと思います。

経過はこのブログでお伝えします。

12月20日 穴開きマルチに植え付け。堆肥と腐葉土を苗の周りに施し、活着するまで不織布をかけておきます。