ホンマの鋳物製薪ストーブがそろそろ寿命
購入から11年経過したホンマ製の薪ストーブMS-403TXです。
バッフルプレートが変形して、煙の通り道を塞いでしまっているようで、煙突の引きが悪くなってしまいました。

おそらく建材や針葉樹を焚くことが多かったので、温度が上がりすぎて変形、破損したのではないかと思います。
バッフルプレートを交換すればまだ使えそうですが、背面の内側にあった鉄のプレートも昨年割れてしまい、高温で使い続けると今度は本体にヒビが入ったり割れたりしないか心配なので、思い切って新しい薪ストーブを購入することにしました。
ノザキ産業の薪ストーブを購入
2359A型(右開き仕様)の薪ストーブをヤフオクで購入
ヤフオクといっても、中古ではなく熊本県にあるノザキ産業さんのストアから新品を購入しました。
個人宅には配送しないので、近くの福山通運の営業所へ送ってもらい、軽トラで取りに行きました。
120mm径の煙突セットも一緒に購入しました。
発送は営業所止めです
福山通運の営業所ではフォークリフトで軽トラの荷台へ乗せてもらいましたが、家では自力で降ろさなくてはなりません。
本体は木箱に入っています。113kgと書いてあります。二人でやっと動かせる重さです。
軽トラから下ろすときと家に上げるときは、耕運機などを軽トラに乗せるときに使うアルミブリッジの上を滑らせました。
地面を移動するときは、丸棒4本をコロにして家族総出で部屋まで運びました。
この春まで使っていたホンマの薪ストーブと交代です。
脚を取り付けるときは、ストーブを横に倒さなければならないので、ガラスが割れたりしないよう、ストーブ内のロストルは外してから作業しました。
煙突の設置は後日行います。
鋼板製薪ストーブのメリットとデメリット
メリット
- 急な熱変化に強い。
- 暖まるのが早い。
- 高温に耐えられる。
- 高温で燃えるので灰が少ない。
- 一生使える。
デメリット
- 鋳物に比べて冷めやすい。(蓄熱しにくい)
- 鋳物に比べて高価なものが多い。
- 高温になるため鋳物ストーブよりも防火対策コストがかかる。
コスパのいい鋼板製薪ストーブ
私が購入した「ノザキ産業」さんの薪ストーブの他にもコスパのいい鋼板製薪ストーブを見つけました。
→山のえんとつ屋
煙突設置
薪ストーブと一緒に購入した120mm用シングルタイプ煙突セットです。↓
一通りのパーツがセットになっています。
直管煙突のうち2本は伸縮できるタイプ(スライド式)なのですが、これが煙突と壁との距離の微調整に非常に役立ちました。
↓メガネ石は使っていたものをそのまま流用します。106mm煙突用なのでヤスリで内径を削って広げました。
↓外へ出すところまで設置しました。付属の90度L字管だと横引きをだいぶ長くしないと設置できないので別途45度L字管を買うことにしました。届くまで一旦既存の煙突に仮接続します。
106mm径煙突との隙間は耐火性のセラミックファイバーで埋めました。
106mm煙突とのつなぎ目から煙が漏れることもなくよく燃焼しています。
使い始め温度を上げると、鉄についた油(?)が焼けるようなニオイがしましたが、何度か使っているうちにニオイは消えました。
変わり種鋼板製薪ストーブ
高知県で薪ストーブを手作りしている「鐵工藝ツヨニー」さんの変わり種薪ストーブも紹介します。
鐵工藝ツヨニーは、高知県黒潮町に拠点を置く鉄の造形作家、西山毅さんのブランド名です。西山さんは、鉄を素材として、ブランコやストーブ、オーブンなどのオリジナルの作品を制作しています。
西山さんの作品は、アラベスク文様やゆりかご型などの独創的なデザインと、錆びに強い塗装やダブルベアリングなどの高い技術力が特徴です¹。西山さんの作品は、楽天市場の鐵工藝ツヨニーのサイトで購入することができます。また、西山さんの作品は、映画やテレビ、美術館などでも紹介されており、高い評価を得ています。
完全受注生産なので納品まで1ヶ月かかるそうです。
作家の奥様の要望に応えて5年かけて試作した低燃費で高性能なストーブ。直火2口と400℃超のオーブンで、ピザやパンなどの料理ができます。車輪付で移動が楽で、釜戸やピザ窯としても使えます。
オブジェのようなデザインで、空間を演出します。
サイズ 幅約88cm×奥行約52cm×高さ約56cm×重さ約100kg
煙突 φ150mm
素材 鋼板SS400
仕上 艶消黒耐熱塗装
燃焼システム クリーンバーン燃焼方式
サイズ 幅約76cm×奥行約45cm×高さ約83cm×重さ約120kg
煙突 φ150mm
素材 鋼板SS400
付属品 フック付ポーカー ちりとり
仕上 艶消黒耐熱塗装
最大薪長さ 45cm
暖房面積 20畳~30畳
燃焼システム ロケットストーブ燃焼方式
このオーブンは、ガスコンロや薪ストーブや七輪の直火に載せて、ピザや山食パンなどの焼き物を作ることができます。オーブン室は3段に仕切られており、幅約38cm×奥行約33cm×高さ約27cmのサイズです。本体は鋼板で作られており、艶消黒耐熱塗装で仕上げられています。重さは約14kgです。